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ネイマール・ショックを払拭!? バルサがさらなる補強を予告「ある選手と交渉中」
パウリーニョ、デンベレを次々獲得 バルサ強化部長が他の選手とも交渉中と明かす
FCバルセロナはネイマールのパリ・サンジェルマン(PSG)行きに伴い、2億2200万ユーロ(約290億円)もの移籍金を得た。その売却益を基に中国1部広州恒大からブラジル代表MFパウリーニョ、ドルトムントからフランス代表FWウスマン・デンベレの二人を獲得した。8月31日の移籍市場リミットまであと数日のタイミングとなったが、バルサの強化担当はさらなる補強を予告している。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
同紙の取材に答えたのは、クラブの強化を統括するロベルト・エルナンデス氏。ネイマール移籍で弱体化は避けられないかと思われたが、パウリーニョとデンベレの獲得により頭数を揃えた形になった。クラブ公式ツイッターのハッキングによってPSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを獲得するとの“デマ”を流されるハプニングがあったものの、選手層の拡充に余念がなく、“ネイマール・ショック”は払拭しつつあるようだ。
「もう一人の選手と、可能ならば二人の選手と契約を結びたいと考えている。我々が望んでいることは最後の瞬間まで待たなければならないということだ」
バルサの補強戦略は最後の最後まで貪欲であろうとしている。PSGからディ・マリアを引き抜き返そうとすると同時に、リバプールからはブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョを獲得し、戦力アップに向けて虎視眈々と動いている。同氏は名前こそ明かさなかったが、こう続けている。
「我々はある選手と交渉中で、合意に達することを望んでいる。その時には彼を新加入選手として紹介することになるだろう」
まだ移籍確定とは言えないものの、交渉継続と明かしている。果たして締め切り間際のビッグディールは成立するのか。カタルーニャの雄の動向から目が離せない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images