豪州メディアが日本代表の不安材料を指摘 本田と香川に疑いの目、ハリル監督は「失職危機」
調整遅れた本田と香川、敵国メディア低評価
「キャプテンのケイスケ・ホンダとプレーメーカーのシンジ・カガワという、アジアフットボール界最大のビッグネームを日本は有している。そして、彼らは回答よりも多くの疑問を呈しているように見える」
特集では本田と香川を懸念材料として挙げている。
「先週のメキシコのクラブ、パチューカでホンダはデビュー戦ゴールを決め、日本サッカーで最も影響力を誇る選手の一人であるというパワーを想起させた。しかし、メキシコ中部でのファンファーレは一体どれほどのものなのか。往復移動が奪うものは言うまでもない。そして、一体なぜ、彼はメキシコリーグでプレーしているんだ?」
昨季までACミランで3シーズン半に渡り、背番号10を背負った本田は2シーズン連続リーグ戦1ゴールで延長オファーを手にすることはできなかった。今季、新天地にメキシコを選んだが、欧州でのキャリアにひとまず別れを告げた本田の現状に疑問の視線を向けている。
香川については「依然としてボルシア・ドルトムントで瑣末の存在であり続けている。彼とゲンキ・ハラグチは週末のブンデスリーガで途中出場で対峙することになった」と評価を下している。
香川は肩の脱臼で、本田は右ふくらはぎの肉離れでそれぞれ調整の遅れを強いられた。敵国メディアの低評価に、本田、香川、そしてハリルホジッチ監督は勝利で見返すことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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