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テベスがマンチェスター時代を回顧「サッカーをやめようか真剣に悩んだ」
ユナイテッド、シティ共に居場所を見出せず
ユベントスのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、過去にマンチェスターの2チームを去った背景を語っている。英紙「デイリー・スター」が報じている。
テベスは2006年、ウェストハム・ユナイテッドに加入し、プレミアリーグに参戦。翌年に強豪マンチェスター・ユナイテッドへの2年間の期限付き移籍を果たすと、リーグ制覇、UEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験。09年には宿敵マンチェスター・シティへの移籍を決断し、44年振りとなるリーグ制覇に貢献した。
プレミアリーグで幾多の功績を残してきたテベスだが、スペイン紙「エル・パイス」を通して、マンチェスターで幸せを得ることが叶わなかったとのコメントを残している。
「ユナイテッドではあまり良い時間は過ごせなかったね。あそこは多くのエゴが渦巻いているから。シティでは僕が大きなミスを犯し、その代償を払った。僕はその時、サッカーをやめようか真剣に悩んでいた」
テベスはマンチェスターで試合の出場拒否や無断帰国、また突然、移籍希望の意志を公にするなど、情緒不安定な一面を見せていた。しかし、昨季に活躍の場をイタリアに移すと、移籍初年度でチーム最多の19得点をマークし、ユベントスをリーグ制覇に導いた。今年度も現時点で14ゴールを決め得点王を走るなど、安定したパフォーマンスを発揮している。マンチェスターでは居場所を見出すことができずにいたテベスだが、ようやく安住の地に巡り合えたのかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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