「豪州が日本に勝つ方法」 最終予選の大一番を前に英紙が特集 勝利のポイントは…
システムとムーイらキーマンをどう使うか
日本との前回W杯最終予選では、日本が4-3-3、オーストラリア4-3-1-2を採用。FW本田圭佑のパスからFW原口元気が前半に先制点を決めるも、後半に原口が相手を倒してPKを献上し、1-1のドローに終わった。
オーストラリア代表はコンフェデ杯で3-4-2-1をメインにしており、アルトゥーロ・ビダル(バイエルン)やアレクシス・サンチェス(アーセナル)らが出場したチリ戦で1-1と善戦。3バックシステムは徐々に浸透しており、日本にとっては新たな対応を迫られる形となる。
そのチリ戦では、MFアーロン・ムーイ(ハダースフィールド・タウンFC)とMFトム・ロギッチ(セルティック)が出場しておらず、記事では「ベストプレーヤーの2人がその試合でプレーしていなかった」と言及。そのうえで、「(アンジェ・)ポステコグルー監督は、チリ戦のようにハイプレスゲームに固執するのか。よりテクニカルな選手とともに、ベストプレーヤーのムーイとロギッチと一緒に戦うのか?」と勝負のポイントを挙げている。
オーストラリアにとっては、浸透しつつある3バックを日本戦でも採用し、コンフェデと同様の戦い方を継続するのか。そして、ムーイとロギッチをどのような形で起用するのか。そのあたりが日本戦勝利のカギとなりそうだ。