浦和が清水との“サッカー王国対決”制す! 前半失点も堀体制リーグ無敗継続の3連勝
遠藤、R・シルバのゴールで逆転
後半に入っても攻撃の最終局面で精度を欠いた浦和だったが、こちらもセットプレーの流れでスコアを動かした。後半19分、CKの二次攻撃で左サイドからFW武藤雄樹が中央にボールを入れると、攻撃参加していたDF遠藤航が左足シュートを決めて1-1の同点に追いついた。
勢いに乗った浦和は同25分、選手交代で左サイドにポジションを移した梅崎が中央の興梠に浮き球のパスを通すと、背後からのプレッシャーを受け止めてキープした興梠は後方にパス。そこに走り込んだFWラファエル・シルバが左足シュートを決めて2-1と逆転に成功した。
浦和は同31分、足をつった矢島に代えてMF長澤和輝を投入。専修大学からブンデスリーガのケルンに渡り、昨季は浦和から期限付き移籍でJ2ジェフユナイテッド千葉に所属していた長澤は、これがJ1初出場になった。
反撃に出たい清水だったが、残り時間も浦和にボールを支配されて攻撃の手数を増やすことはできず。このまま浦和が2-1で逃げ切り、清水との“サッカー王国対決”を制してリーグ3連勝。堀監督体制ではリーグ4戦無敗を継続した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images