ベッカム氏がファーガソン元監督との秘話を明かす「モヒカンを剃らされた」

「(ファーガソンは)本当に厳しかったよ……」

 当時を振り返り、ベッカム氏は「彼は本当に厳しかったよ……」と語ったものの、その姿勢がクラブに素晴らしい影響を与えていたことを強調している。

「彼は選手全員にプロフェッショナルな構えを求めた。僕の外見はそれに相応しくなかったという判断だったのだろう。彼の哲学が正しいということは、その日僕らがウェンブリーでの決勝戦に臨めたことで証明されているしね」

 現役時代は両者の関係に亀裂が生じ、2003年にベッカムがレアル・マドリードに移籍を果たした。しかし、現在は再び良好な関係を築けているという。

「彼は僕にとって父親のような存在さ」

 当時の“モヒカン騒動”など苦い思いをした過去を振り返ったが、ベッカム氏にとってファーガソン氏は偉大な監督であり、偉大な父親であるようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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