スペイン紙がCLグループステージ「総移動距離」算出 最長と最短の差は6.3倍
アンデルレヒトの総移動距離1663.73kmに対し、カラバフは6.3倍の1万490.8km
2017-2018シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ組み合わせ抽選会が現地24日に行われ、前人未到の3連覇を目指すレアル・マドリードは、日本代表MF香川真司を擁するドルトムント、プレミアリーグの強豪トットナムと同居する“死の組”になった。スペイン紙「マルカ」は、ユニークな視点で各クラブの消耗度を予想している。
同紙が目をつけたのは「総移動距離」だ。ミッドウィーク(月~木曜)に行われるCLは、各国リーグ戦終了後にアウェーゲームを戦う場合、国を超えた移動を強いられる。その移動時間によって選手たちのコンディショニングは難しさが増すことになるが、クラブによってその距離は大きく違うようだ。
同紙が各クラブのアウェー総移動距離を独自計算したところによれば、最短チームと最長チームの差は大きい。前者はグループBのアンデルレヒト(ベルギー)で、1663.73kmにとどまっている。その一方で、アゼルバイジャンから念願のCL本戦出場を決めたグループCのカラバフFKの総移動距離は、近隣国に対戦相手がいないこともあり、1万490.8kmとアンデルレヒトと6.3倍の差がつくのだという。
なお、対戦カードで最も短距離なのがグループBのパリ・サンジェルマンとアンデルレヒトの264kmに対して、グループCのアトレチコ・マドリード対カラバフは最長の4249.48kmとなっている。
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