負傷明けの大迫を強硬招集、ハリル監督「心配していた」 豪州戦ぶっつけ本番起用も
FW9人招集の意図をハリル監督が説明
「今回、ご覧のとおり9人のFWを呼んでいる。その中から全員を見たうえでスタメンを決めていきたい。効果的なプレーをすることがFWには求められる。そして誰が点を取るのかではなく、勝つことが重要だ。以上が今回のリストだ」
指揮官は9人を招集した意図を説明し、あくまで「勝つことが重要」と強調した。しかし、怪我人の多さは不安要素の一つで、ハリルホジッチ監督も頭を抱えているという。
「何か問題があれば、バックアップの選手もいる。たくさんの怪我人がいるので、その点は心配だ。イラク戦の時も怪我によって不在の選手が何人もいた。役割を変えたり、チームの形を変えたりもした。我々のプレーの連続性や継続性を考えるとそれは心配だ」
パチューカの日本代表FW本田圭佑も右ふくらはぎの怪我から復活したばかり。不確定要素の多いなか、迎える負けられない最終予選2連戦。昨季はブンデスリーガで自己最多7ゴールを決めた。故障明けのストライカーは、エースとしての重責を担うことになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2