負傷明けの大迫を強硬招集、ハリル監督「心配していた」 豪州戦ぶっつけ本番起用も
7月31日の練習時代で右足首靭帯を損傷 怪我の影響でブンデス開幕戦も欠場
ハリルジャパンの軸はこの男だろう。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は7月31日の練習試合で右足首靭帯を損傷し、しばらく戦線から離脱していたケルンFW大迫勇也の強行招集に踏み切った。
「そして大迫勇也。彼も少し心配していた選手だ。12日間くらい、別メニューを行っていた。ここ1週間はトレーニングに合流しているし、試合にも出た。メディカルの報告を受けたが、我々からもクラブからもポジティブだ。その前の段階で彼はプレシーズンの準備もしっかりしてきている。トップフォームを早めに取り戻せる状態にある」
ハリルホジッチ監督は記者会見でこう語った。大迫は開幕戦のボルシアMG戦を欠場したが、すでにチーム練習に合流。現地時間25日のハンブルガーSVで今季初出場を果たす可能性も浮上している。
大迫はハリルジャパンで1トップとしての立場を確立している。絶妙なポストプレーに加え、6月13日の最終予選イラク戦でもゴールを決め、1-1ドローに貢献した。だが、ぶっつけ本番になる可能性もあるエースのコンディションを憂慮したのか、ハリルホジッチ監督はFWに大量9選手も招集している。
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