覚醒した杉本健勇、待望の日本代表初選出 ハリル監督も“秘密兵器”として期待
重要な局面で白羽の矢「良い選手になれる」
今回の代表選考では、杉本と鹿島アントラーズのFW金崎夢生で悩んでいたとされる指揮官だが、身長187センチ、体重79キロというサイズに加え、スピード、技術も兼ね備えた万能型ストライカーに、最終予選の重要な局面で白羽の矢を立てた格好だ。
2010年のデビューからJ1で二桁得点を挙げたシーズンはなかったが、今季は第23節終了時点ですでに14ゴールをマーク。得点ランキングで興梠慎三(浦和レッズ)に次ぐ2位につけ、センターフォワードとして殻を破った感がある。
スペイン2部テネリフェへの移籍の噂も浮上している杉本について、ハリルホジッチ監督は「サッカーの高い質、テクニックも持っている選手だと信じている。彼は意欲的にこれからもトレーニングをすれば良い選手になれる」と期待を込めて語った。
最終予選ラスト2試合で、杉本はハリルジャパンの“秘密兵器”になれるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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