プレミアリーグのチーフがカタールW杯の冬期開催に待った!! 訴訟の準備も示唆

クリスマス休暇のないプレミアに打撃か!?

 プレミアリーグのチーフ・エグゼクティブを務めるリチャード・スクダモア氏は、2022年のカタールワールドカップ(W杯)の11月開催計画を強引に進めるFIFAに対し、訴訟を起こす可能性を明らかにした。英地元紙「インディペンデント」が「プレミアリーグのチーフ、リチャード・スクダモアが11、12月開催に対し、訴訟に出ると脅す」と報じている。
 スクダモア氏は言う。
「我々が特に懸念していることは、FIFAW杯が12月末に閉幕することで、イングランドの偉大な伝統と楽しみであるプレミアリーグと、FAカップというクリスマスと新年の日 程にダメージを与えかねないリスクがある。クラブと株主と協議することになる」
 プレミアリーグとスコットランドリーグにはクリスマス休暇が存在せず、クリスマスにも元日にも日程が組まれている。この特殊性もプレミアの人気の一つとなっている。さらに、こうも語った。
「我々の立場を明確にするまでにプロセスは必要だが、正式決定前に何らかのアクションを起こす必要があるかもしれない明らかにヨーロッパ各国のリーグ戦に関して真剣な配慮は存在しない」
 FIFAは何としてもカタール開催を推し進め、開催期日の変更計画を着々と進めている。同氏は、それに対し、法的手段に訴える可能性があることを明言した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 te xt by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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