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不満分子と化したチェルチ 直談判も実らず「見放された」と嘆き節?
期待の男から一転……
ACミランのイタリア代表MFアレッシオ・チェルチが出場機会を失い、不満分子と化している。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
チェルチは、アトレチコ・マドリードから1月の移籍市場でスペイン代表FWフェルナンド・トーレスと入れ替わるように期限付きでミランに加入した。
昨季までプレーしていたトリノでは、在籍2シーズンでリーグ戦72試合出場21得点を挙げて今季開幕前の移籍市場の目玉でもあった。フィリッポ・インザーギ監督が獲得を熱望したが、チェルチはアトレチコへの移籍を選択。だが、ディエゴ・シメオネ監督からの信頼を得られず 、出場機会を失っていた。アトレチコではチャンピオンズリーグでの1得点に終わり、不遇をかこった。
ミランのアドリアーノ・ガッリアーニCEOは、再びアプローチを試み、今冬の補強の目玉として獲得した。だが、記事では「移籍の目玉は、外されたことで裏切られた気持ちになっている」と現在のウインガーの心境を指摘している。
今季ミラン移籍後、3アシストを記録しているが、ここ2試合は試合終盤での起用が続き、出場時間はわずかだった。
22日の2-0で勝利を飾ったチェゼーナ戦後、指揮官に直談判したが、ベンチの理由に本人は納得がいっていないようだ。
「アレッシオは、近い人に先発から外れたことについて“見放された”と漏らしている。チェゼーナ戦後、インザーギ監 督に説明を求めた。本人は準備ができていると考えているが、“問題はアスリートとしてのコンデイション”と言われていることに気を悪くしている」
記事ではそう伝えている。
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