ブレッシアーノが豪代表引退 W杯3度出場、ドイツW杯では日本と対戦

 

かつてパルマでは中田英寿氏ともプレー

 

 1月のアジアカップオーストラリア大会で優勝したオーストラリア代表MFマーク・ブレッシアーノ(35)が25日に代表引退を発表した。英地元紙「ガーディアン」が報じている。

 かつてセリエAパルマ時代に中田英寿氏とポジションを争ったブレッシアーノは現在カタール強豪アル・ガラファでプレー。先週、アンジェ・ポステコグルー代表監督に代表引退の意向を伝えたという。

「悲しいことだけど、サッカールーを引退することに大きな誇りを感じている。私の愛するスポーツで母国のためにプレーする経験は最高だった。何にも代え難いものだった」

 ブレッシアーノはそう語っている。

 代表84試合出場13得点を活躍。2000年のシドニー五輪に出場後、日本代表を1次リーグ初戦で破った2006年ドイツ大会、10年南アフリカ大会、14年ブラジル大会とワールドカップ3大会に出場。アジアを代表する中盤の名プレーヤーは今後クラブでの活動に専念することになるという。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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