テロ事件のバルセロナを想い涙したネイマール PSGホーム初戦で圧巻の2得点2アシスト!

仏紙「彼の顔を涙がつたった」

 ホーム初陣での2ゴール2アシストの活躍ぶりに、フランス紙「レキップ」は「ネイマール・ショー」だと大絶賛。それと同時に、キックオフ前に見せたネイマールのある行動についても触れている。

 それはキックオフ前に行われた黙祷だ。現地時間18日に起きたバルセロナでの自動車によるテロ事件は世界に大きなショックを与えたが、今月上旬までバルサに所属していたネイマールにとっては人一倍ショックだったようだ。試合前に被害者に向けて行われた黙祷では、目頭を手で押さえて号泣する様子をテレビカメラが捉えていた。同紙は「彼の顔は突然凍りついた。試合開始前に彼の顔を涙がつたった」と描写している。

 バルサに2億2200万ユーロ(約285億円)もの移籍金をもたらした一方で、クラブを去ったことにネガティブな感情を持つファンも多い。それでもネイマールにとってバルセロナで過ごした日々は特別なものであり、今も心に深く刻まれていることを表すワンシーンとなったと言えるのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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