リーガ1部デビューのヘタフェ柴崎、スペイン紙は及第点評価 トップ下で積極的な姿勢示す

0-0に終わったビルバオ戦に先発出場 後半28分までプレー

 今季からヘタフェに加入したMF柴崎岳が、待望のリーガ・エスパニョーラ1部デビューを飾った。現地時間20日に行われた敵地アスレチック・ビルバオ戦に先発出場。後半途中までプレーし、チームはスコアレスドローで勝ち点1を獲得した。

 昨季まで所属したテネリフェから引き抜かれる形となった柴崎は、ナンバー10を背負ってトップ下を任せられた。前半24分には自らのパスを起点にヘディングで合わせ、リーガ初シュートを放つなど積極的な姿勢を見せた。

 その後はビルバオの鋭い寄せに苦しむ場面が目立ったものの、前方にスルーパスを送るシーンも作るなど奮闘。後半21分にMFヒメネスが退場した影響もあり、柴崎は同28分に交代を命じられた。

 試合は後半にFWアドゥリスらを投入したビルバオに攻勢をかけられ、ヘタフェはゴールラインを越えたと見られるシュートが得点と認められない場面があるなど、スコアは動かず、0-0で終了した。

 柴崎は得点にこそ絡めなかったものの、スペイン紙「マルカ」は3つ星での採点で1つ星を付け、及第点の評価を下した。昇格組ということもあって苦戦が予想されるなかだが、まずまずのスタートを切れたようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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