マンU移籍が噂されたペリシッチ、インテル残留濃厚 年俸6億超えの好条件獲得
伊メディア報道、正式発表を残すのみに
インテルのクロアチア代表MFイバン・ペリシッチは、新シーズンに向けた夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから常に獲得を狙われる存在だったが、契約延長によりインテル残留が濃厚になった。イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」が報じている。
ペリシッチに対してはユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望し、高額オファーを投じるという報道がされてきた。8月31日の移籍期限まで交渉が継続されるという見方もあったが、インテルはペリシッチの残留を勝ち取った模様だ。
同局によると、ペリシッチはインテルから年俸500万ユーロ(約6億5000万円)の好条件を獲得。残すは正式発表を残すのみとされている。
インテルは右のアントニオ・カンドレーバ、左のペリシッチの両翼の流出を食い止めることが、今夏の大きなテーマとなっている。カンドレーバはチェルシーのアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるため、最後まで予断を許さない状況にあるが、少なくとも片翼の確保には成功したようだ。
同じミラノのライバルであるACミランが派手な補強劇を繰り広げる一方で、インテルはどちらかと言えば守りの移籍市場を展開している。残り10日ほどになったなか、最後の最後に攻勢に出ることはできるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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