伝説のバンド「オアシス」のノエルがフットボール界で夢のバンドを結成するならこの4人!!
リードギターはエスプリの利いた天才MF
伝説のUKロックバンド「オアシス」の元ギタリストであるノエル・ギャラガーが、自身の愛するフットボール界のレジェンドからスーパーバンドを選出した。英国営放送「BBC」が「ノエル・ギャラガーがフットボーラーによるファンタジーバンドを選出」という特集記事を掲載した。
かつてオアシスのギタリストとして数々の名曲を生み出したノエルは現在、バンド「ハイ・フライング・バード」名義でソロ活動を展開している。
マンチェスター・シティ(マンC)の生粋のファンとしても有名で、ユニホームのモデルを務めたこともある。そのノエルが、「最近のフットボーラーは普通なヤツばかり。オレのバンドに入るにはカリスマが必要だ」と言い、夢のバンドに愛するフットボーラー4人を選出した。
まずリードギターは、ノエルの「最もお気に入りの選手」という元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンだ。
「リードギターは魔法近いでなければいけない。魔法使いといえばジネディーヌ・ジダンだ。彼はバンドにフランスの派手な部分をちょっぴり加えることができるし、選手としても完璧な天才だ。彼のプレーはオーケストラの指揮者を見るようだった。彼はオレの最もお気に入りの選手かもしれない」
ジダンはドイツW杯決勝イタリア戦でDFマルコ・マテラッツィに対する伝説の頭突きなど、エキセントリックな一面をのぞかせてきた。その天才を絶賛し、「根っからのロックンロールだった」と語った。
「2006年のW杯決勝に行ったけれど、多くの人は彼のレッドカードを覚えているかもしれない。だけど、みんなあの試合で彼がペナルティーを決めたことを覚えていない。チップキックでキーパーを抜いてバーをかすめて入った。あれは勇気がいるよな。2004年の欧州選手権でイングランドを破ったPKも覚えている。映像もあるけど、PKスポットの前に嘔吐(おうと)していたんだよな。信じられないよ。二日酔いか、悪いエビに当たったのかだと思うけど、吐いてからボールをゴール隅に突き刺したのは尊敬に値するよ。あと、1日に20本たばこを吸うところもいいね。彼は根っからのロックンロールだったな」