レアルが2-0でバルサに勝利 背番号「10」モドリッチも輝き放つ

　レアル・マドリードは16日、スーペル・コパ杯第2試合でバルセロナと対戦し、2-0で勝利。第1試合も3-1で制しており、合計スコア5-1で”クラシコ”2戦2勝を飾った。この日はMFマルコ・アセンシオが圧巻のミドルシュートを叩き込み、FWカリム・ベンゼマも反転ボレーで追加点を挙げるなど、攻撃陣が躍動する試合展開となった一方、MFルカ・モドリッチが見せた一瞬のスーパースキルにも注目が寄せられている。

　モドリッチのワンプレーを特集したのは英メディア「GIVE ME SPORT」だ。前半37分、DFマルセロの左サイドからのロングフィードをモドリッチがピッチ中央で受けようとしたところ、バルサMFアンドレ・ゴメスが阻止しようとプレッシングをかける。

　すると、それを確認していたモドリッチは冷静に腿でトラップした直後、そのままチェイジングしてきたゴメスの頭上にボールを浮かせ、同選手との衝突を避けるため華麗に一回転し、再び胸トラップして振り切るという、目の覚めるような圧巻のプレーを披露した。

　同記事はモドリッチの一連のプレーに「モドリッチがゴメスを打ち負かす見事なスキルを演出」と見出しを打ち、「このMFはゴメスのチャレンジを回避するアメージングなスキルの片鱗を見せつけた。それはまさにスムーズという単語の縮図だった」と賛辞の言葉を添えて紹介している。

　今夏にMFハメス・ロドリゲスがバイエルン・ミュンヘンへと期限付き移籍したため、今季からモドリッチが背番号「10」を着用することとなったが、モドリッチは早くもそのエースナンバーにふさわしい存在感を放っている。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images