インテルがポルトガル代表SB獲得へ 左サイド一番手の長友、右は競争激化か

コンドグビアとのトレードで、バレンシアDFカンチェロ獲得に近づく

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、補強ポイントの一つであるサイドバック補強をトレードで成功させようとしている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

 インテルではフランス代表MFジョフリー・コンドグビアが、バレンシア移籍を求めて練習を無断欠席するなど問題行動に出ていた。インテルはボランチを放出する代わりに、バレンシアからポルトガル代表DFジョアン・カンチェロをトレードで獲得することに近づいているという。

 右サイドを主戦場とするカンチェロは、A代表で4試合3ゴールを記録している23歳の新鋭。バルセロナ、ユベントス、ACミランも補強リストに名前を挙げていたと報じられていたが、インテルがコンドグビアを放出する代わりに獲得することになったという。

 バレンシアはコンドグビア獲得に移籍金2500万ユーロ(約32億円)を支払い、カンチェロは3000万ユーロ(約39億円)での買い取りオプション付き期限付き移籍になるという。年俸は200万ユーロ(約2億5000万円)で合意に達したようだ。

 長友は今季、左サイドバックのレギュラーとなることが有力視されているが、カンチェロの加入によって右サイドの競争が激化。両翼をこなす長友にとっても、刺激になる補強となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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