ドルトムントU-17に12歳の神童現る! 開幕2戦連続ゴールに指揮官「偉大な少年」

カメルーン生まれのモウココ、昨季はU-15チームで21試合33得点

 ドルトムントと言えば日本代表MF香川真司やドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、近年ではトルコ代表MFエムレ・モルら10代後半から20代前半の優秀な若手アタッカーを見出すイメージが定着した。そして下部組織では17歳以下のチームで、12歳の“神童ストライカー”が大活躍を見せているという。ドイツ紙「レヴィア・シュポルト」が報じている。

 10代前半にして主役となっているのは、カメルーン生まれのユウスファ・モウココという名前の選手だ。同紙によると2004年11月24日生まれのモウココは、現地時間16日に行われたU-17カテゴリのボーフム戦でPKを含む2得点をゲット。13日に行われた同開幕戦のウンターラート戦に続く2試合連続の複数得点となった。

 2世代上への“飛び級”にして大活躍を果たしているモウココには、クラブから絶大な期待がかけられている。試合後、U-17チームを率いるセバスティアン・ゲッペルト監督は、「ユウスファは偉大な少年で、彼と一緒に毎日仕事をするのは楽しいよ。何かを改善することは必要ないからね」と絶賛している。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によると、モウココは2016年にザンクト・パウリの下部組織からドルトムントのU-15チームに加入。そこで21試合で33ゴールの荒稼ぎを見せ、わずか1年でU-17チーム昇格を果たした逸材だ。

 ちなみに母親マリエさんの年齢は「まだ28歳」だという。ドイツに現れたスーパーキッドは、今後どのような成長曲線を描くのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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