吉田の新パートナーに? サウサンプトンがラツィオの23歳CB獲得に動く
オランダ人DFフートに22億円オファー セリエA2シーズンで48試合に出場
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンが、オランダの若手センターバックを獲得する可能性が浮上している。衛星放送局「スカイ・イタリア」が報じている。
サウサンプトンが狙っているのは、ラツィオに所属する23歳のオランダ人CBウェスレイ・フートだとしている。フートは2015年にオランダのAZと契約満了になり、フリー移籍でラツィオに加入。昨季までの2シーズンでリーグ戦48試合に出場した。
サウサンプトンは1700万ユーロ(約22億円)の移籍金をラツィオに提示し、フートの獲得交渉をスタートさせたとしている。しかし、現時点ではまだ合意に至っていないとした。
サウサンプトンでは、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがクラブに対して移籍志願を出しながらクラブは放出を拒否し、不穏な空気が流れている。吉田はレギュラーを確保できそうな情勢だが、フートが加入してファン・ダイク残留となれば、コミュニケーションも取りやすいオランダ人センターバックコンビは強力なライバルになりそうだ。
2012年夏からサウサンプトンでプレーして6シーズン目に突入する吉田は、常に厳しい競争にさらされてきたが、今季も同様に激しいポジション争いに身を置くことになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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