リオ五輪代表FW鈴木が松本に期限付き移籍 「もっと成長したい」と自身二度目のJ2武者修行へ
新潟で今季17試合1得点、2015年水戸以来の期限付き移籍を決断
J2の松本山雅FCは17日、昨夏のリオデジャネイロ五輪に出場したFW鈴木武蔵を、アルビレックス新潟から期限付き移籍で加入したことを発表した。
現在23歳の鈴木は、今季最下位に沈む新潟のなかで思うように先発出場の機会をつかむことができず、第22節終了時点で17試合660分間の出場で1得点にとどまっていた。クラブを通じて「急な移籍でサポーターの皆さんにご挨拶をすることができず、申し訳ない思いがあります。選手として、もっと成長したいという思いがあり、この決断をしました。たくさんのことを松本で学び、大きく成長してきたいと思います」とのコメントを発表。2015年の水戸ホーリーホックに続く、キャリア二度目となるJ2武者修行の道を選んだ。
3シーズンぶりのJ1昇格を狙う松本は、第28節終了時点で勝ち点42の8位。自動昇格となる2位アビスパ福岡とは勝ち点差13と厳しい状況だから、昇格プレーオフ圏内の6位東京ヴェルディとは勝ち点1差。勝負の終盤戦に向けた前線の起爆剤として期待されている。鈴木もクラブを通じて、「松本のJ1昇格に向けて、自分の持てる力をすべて出していきたいと思います」と意気込みを語っている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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