ミランFW補強は“プランB”で決着か 昨季15得点のクロアチア代表とクラブ間合意間近

モラタやオーバメヤンといったワールドクラスのストライカー獲得は実現せず

 ACミランは今夏の移籍市場で、中国人オーナーが2億ユーロ(約258億円)のチャイナマネーを費やし、一大補強を展開した。ワールドクラスのストライカー獲得というミッションを残していたが、“プランB”で決着をみる可能性が高まったという。イタリア衛星放送「プレミアム・スポーツ」が報じている。

 ミランは今夏、中国人オーナーがチャイナマネーを費やし、レアル・マドリードからチェルシーに移籍したスペイン代表FWアルバロ・モラタ、ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に動いてきたが、いずれも実現していない。

 マッシミリアーノ・ミラベッリ強化部長が11日には、移籍金7500万ユーロ(約97億円)+FWエムベイェ・ニアングでトリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティ獲得に動いていることを明かしていたが、昨季リーグ戦33試合で15ゴール2アシストと好結果を出しているフィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチの獲得でクラブ間合意間近だという。

 記事によれば、移籍金2500万ユーロ(約33億円)、プラス成果給500万ユーロ(約6億5000万円)になる模様。新シーズンのミランの1トップには、カリニッチが収まる可能性が高まった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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