長友が胃腸炎から回復し練習復帰へ 左SBの開幕スタメン争いを「リード」と伊紙分析

ベティス戦欠場も15日からの2部練習に参加、開幕戦出場に照準

 インテルの日本代表DF長友佑都は、12日に行われた今季リーグ開幕前最後のテストマッチとなるスペイン1部ベティス戦(1-0)を、胃腸炎の影響で欠場したが無事に回復したようだ。練習合流の見込みとなり、開幕スタメンに向けて大きく前進。31日のワールドカップ・アジア最終予選の本拠地オーストラリア戦の出場に向けてもGOサインとなった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 インテルは20日のリーグ開幕戦フィオレンティーナ戦に向けて、 15日から2部練習をスタートさせる。記事では「長友はレッチェでの試合は胃腸炎のため休んだが、明日の練習には参加する」とレポート。イタリア南部レッチェで行われたベティス戦は欠場を強いられたものの、無事にチーム練習に合流できる流れになったという。

 ベティス戦では今季ニースから加入したDFダウベルトが先発したが、記事では「リーグ開幕までのここ数日の練習が11人のスタメン選考に決定的になるが、左サイドバックは長友がリードしている」と分析した。

 ルチアーノ・スパレッティ新監督の就任直後は戦力外と報じられてきたダイナモは、不死鳥のように開幕スタメンの座をゲットしようとしているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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