「僕は犯罪者じゃない」 戦力外FWコスタが不満露わ チェルシーや指揮官を痛烈批判

クラブからリザーブチーム行きの要請 「そんなふうに扱われるのはフェアじゃない」

 チェルシーでアントニオ・コンテ監督の戦力外となっているスペイン代表FWジエゴ・コスタが英紙「デイリー・メール」のインタビューで自身の置かれた境遇について語り、クラブやアントニオ・コンテ監督を痛烈に批判している。

 プレミアリーグはすでに開幕し、チェルシーは開幕戦でバーンリーに敗れるという波乱のなか、コスタは一人チームから離れて母国ブラジルで長い夏休みを過ごしている状況だ。コスタは「分かっていると思うけど、監督は僕に残ってほしくないんだ。チェルシーが僕を解放してくれるのを待っている。監督から必要とされなければ、出ていくしかない」とチームに居場所がないと主張。「僕の願いはアトレチコへ行くこと」と古巣アトレチコ・マドリードへの移籍願望を明らかにしている。

 アトレチコはチェルシーへ3500万ポンド(約50億円)でオファーしているが、チェルシーはこれを拒否したと報じられていた。コスタは「彼らは僕に残ってほしいわけじゃないのに、なぜ出て行かせてくれないんだ」とクラブの対応に不満を示している。

 また、クラブからリザーブチームの練習に戻るようにと要請を受けていることを明かし、「僕は犯罪者じゃないんだ。そんなふうに扱われているのはフェアじゃない」と反論した。

 

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