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終わらぬ負の連鎖 パルマを買収した新会長が雲隠れか!?
新会長のメーンバンクの預金残高はゼロに
経営難に直面するセリエAパルマのジャンピエトロ・マネンティ新会長に“夜逃げ疑惑”が浮上している。テレビ局「TVパルマ」など地元メディアが報じた。
マネンティ会長は9日、債務超過状態のパルマをわずか1ユーロ(135円)で買収した。だが、クラブの銀行残高は4万ユーロ(約520万)。マネンティ会長は16日までにクラブの銀行口座に運営資金が新たに入金されると主張していた。だが、22日に予定されていた本拠地ウディネーゼ戦は警備員への給料を支払えずに開催中止が決まったばかりだった。
新たなリポートでは、マネンティ会長の所有する「マピ・グループ」のスロベニアのメーンバンク「ライフェイセン銀行」の預金残高がゼロとなり、口座が閉鎖されたことが発覚。マネンティ氏の姿も21日から見当たらず、電話もつながらない状況。突如として雲隠れしたというのだ。
新会長の買収1カ月足らずで再び破産危機を迎えたパルマ。リーグ側もこれに厳しい態度を示している。シーズン中に破産が確定した場合、クラブはリーグの監視下に置かれ、残りの全ての公式戦はパルマの0-3の敗戦となると声明を発表した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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