モウリーニョ監督が開幕戦圧巻プレーの愛弟子を絶賛 「特別なクオリティーをもたらせる」

新戦力2人が活躍 FWルカクが2ゴール、MFマティッチが豊富な運動量で展開力発揮

 ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは現地時間13日に行われたウェストハムとの開幕戦で新戦力FWロメル・ルカクの2ゴールなどで4-0と勝利を収めた。指揮官は躍動感に溢れ、見ごたえあるサッカーを展開したチームの中でも、中盤で八面六臂の活躍を見せた愛弟子を絶賛している。

 ユナイテッドはスタメンにルカクとチェルシーから引き抜いたMFネマニャ・マティッチという2人の新戦力をスタメンで起用した。

 前半33分、マティッチの猛プレスでボールを奪うと、そこからFWマーカス・ラッシュフォードがドリブルで独走。ペナルティエリア手前から丁寧なラストパスを送ると、最終ラインの裏へ抜け出したルカクが左足の強烈なシュートでGKジョー・ハートの守るウェストハムゴールを打ち破った。ルカクは後半7分にもMFヘンリク・ムヒタリアンのFKからヘディングシュートで追加点を奪った。終盤には途中出場のFWアンソニー・マルシアル、さらにMFポール・ポグバのミドルシュートも決まって4-0と圧勝した。

 高速カウンターあり、パスワークありの多彩な攻撃でウェストハムを粉砕したユナイテッド。なかでもモウリーニョ監督がチェルシー時代から目をかけてきたマティッチは圧巻のプレーを見せた。中盤で豊富な運動量と展開力を発揮し、昨季は守備の負担が大きかったポグバにより自由を与えた。ダメ押しゴールとなった4点目はマティッチの縦パスを起点に、ポグバが前線に飛び出して生まれた象徴的なシーンとなった。

 

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