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“苦い過去”を持つクロップ監督 コウチーニョ移籍騒動に言及「開幕の段階では許されない」
「タイミングが悪ければ値段は付けられない」
「私が言えることは、人生の全てはタイミングなんだ。クラブはどんなことでも早いタイミングを求めている。我々が試みていたこともそれなんだ。もしも早い段階で(移籍可能か)聞いてきたら、計画の変更も可能かもしれない。だが、シーズン開幕の段階でこんなことになるのは許されない。クラブは何よりも優先されるんだ。これが一番大事なことだ。そして、正しいタイミングで行うこと。選手獲得に関して、我々が望むことだ」
ネイマール移籍による“玉突き人事”ながら、シーズン開幕直後にチームの柱であるコウチーニョを失うことはできない。巨額の移籍金を手にしたとしても、今からワールドクラスの代替え選手を獲得するのは至難の業で、リバプールのオーナーも交渉には応じない声明を発表している。クロップ監督の考えも同じようだ。
「おそらく、全ての人間に価格が存在する。それは正しい瞬間においてだ。タイミングが悪ければ? 値段は付けられないんだ」
果たして、リバプールはコウチーニョを引き留めることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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