- HOME
- 今日のピックアップ記事
- 元英代表の識者が王者チェルシーに疑問符 マンC戦力との差は「チョークとチーズ」
元英代表の識者が王者チェルシーに疑問符 マンC戦力との差は「チョークとチーズ」
開幕戦で格下バーンリーに敗戦 マーソン氏が補強の必要性を指摘
プレミアリーグ王者チェルシーは、12日に行われた2017-18シーズンの開幕戦でバーンリーと本拠地で対戦。前半だけで3失点を喫し、退場者を二人も出す大荒れの展開で2-3と敗れた。現地の解説者は悪夢のスタートとなったチェルシーの戦力に疑問符を投げかけて、選手補強の必要性を指摘した。
「マン・シティのベンチとチェルシーのベンチを比べてほしい。まるでチョークとチーズだ」
こう語っているのは現役時代にアーセナルなどで活躍し、現在は英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表のポール・マーソン氏。「チョークとチーズ」とは、日本語でいう「月とスッポン」に似た英語表現で、全く異なるものを表す時に使われる。同氏は大型補強を敢行しているマンチェスター・シティとの比較で、チェルシーが戦力的に大きく見劣りすると分析した。
バーンリー戦では新キャプテンのDFギャリー・ケイヒルが、前半早々に足の裏を見せた危険なタックルで一発退場。1-3のスコアで迎えた後半36分には、すでに審判への皮肉を込めた拍手でイエローカードを受けていたMFセスク・ファブレガスが相手へ危険なスライディングタックルを仕掛け、二度目の警告で退場となった。チェルシーは第2節で、昨季優勝を争ったトットナムとウェンブリーで対戦するが、主力2選手が出場停止と、さらに厳しい戦いが予想される。
page1 page2