ファルカオが今夏にもマンUから移籍か!? レンタル元の副会長が示唆

買い取りオプションは見送りか!?

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)に期限付き移籍中のコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、今夏の移籍市場で新たなビッグクラブに移籍する可能性が急浮上した。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じた。
 ファルカオは、昨夏の移籍市場最終日、モナコからマンUに期限付き移籍で加入した。だが、今季16試合4得点と思うような個人成績を出すことができていない。21日の敵地スウォンジー戦では1-2で敗れたにもかかわらず、ベンチを温め続けた。完全買い取りオプションの条件は4350万ポンド(約80億円)とされているが、現状ではマンUが行使するか疑問視されている。
 だが、ファルカオのレンタル元であるモナコのバディム・バシリエフ副会長は「ファルカオについては心配していない。彼は一流のストライカーだ。マンUが今季終了後に買い取りオプションを行使しないと決断した場合も、他の偉大なクラブが興味を示している。だから、私は何の心配もしていない」と語り、すでにストライカーには他クラブから身分照会が届いていることを明かしている。
 ファルカオが故障がちであることもマンUでの不振の理由の一つ。さらにはルイス・ファン・ハール監督のロングボールを多用する戦術。コンビを組むオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーとの相性など、プレミア移籍1年目のストライカーには不運な要素も存在する。本当に他のビッグクラブに移籍してしまうのか。その去就には注目が集まっている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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