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波乱続きのプレミア、昨季王者のチェルシーが黒星発進 優勝翌年の開幕戦で史上初の3失点
ケーヒルの一発退場でリズムを崩し、プレミアのホームゲームで初めて前半3失点
プレミアリーグ開幕節で、前年王者が破れる波乱が起きた。チェルシー対バーンリーの一戦が12日にスタンフォード・ブリッジで行われたが、退場者2人を出したチェルシーは2-3と敗戦。悪夢のような新シーズンの船出を迎えた。
チェルシーは前半14分に新キャプテンに就任したイングランド代表DFガリー・ケーヒルがスパイクの裏を見せたタックルで一発退場となった。早々に数的不利となった王者は、前半24分にウェールズ代表FWサム・ヴォークス、同39分にアイルランド代表MFスティーブン・ウォードに立て続けにゴールを許した。前半終了間際にはヴォークスにこの日2点目も決められ、3点ビハインドで前半折り返した。
米スポーツ専門放送局「ESPN」のスタッツ解析部門のツイッター「ESPN Stats & Info」によると、チェルシーは優勝した翌シーズンの開幕戦で3失点を喫した初のプレミアリーグクラブという不名誉な記録を打ち立てたという。さらに、データ会社「オプタ」のツイッターは「チェルシーはプレミアでのホームゲームで、初めてハーフタイムに3点のリードを奪われた」と伝えており、まさに異例づくしの展開となった。
チェルシーは後半に新加入のスペイン代表FWアルバロ・モラタを投入。すると、後半24分にブラジル代表MFウィリアンのクロスからモラタのダイビングヘッドで1点を返した。同28分にはデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンのシュートから再びモラタがネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められなかった。
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