ジダン監督がレアルと2020年までの契約延長に合意 “黄金期確立”へ足場固める
就任からCL連覇、昨季はリーガとの二冠達成
欧州王者レアル・マドリードが、ジネディーヌ・ジダン監督と今シーズンから数えて3年間の契約延長で合意に達したという。スペイン紙「AS」が報じている。
同紙によると、ジダン監督とクラブは2020年6月までの契約延長に合意。長期政権への流れが確立されつつあるという。
ジダン監督は昨年1月に解任されたラファエル・ベニテス監督の後任としてレアルの監督に就任。就任から約4カ月でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇すると、年末にはFIFAクラブワールドカップも獲得した。そして昨季は、チームに5シーズンぶりのリーガ・エスパニョーラ優勝をもたらし、CL決勝では古巣ユベントスに勝利して史上初の連覇を達成した。
現役時代にも歴代最高のトップ下と言われるほどの鮮やかなプレーで世界中のサッカーファンを魅了してきたが、監督としても世界的な名将への道を歩もうとしている。銀河系軍団との異名を取るほど、伝統的にスター選手が多数在籍するレアルで、必要不可欠なカリスマ性を備えてチームをまとめ上げている。
本格的なシーズン開幕を前に、CL3連覇を狙う欧州王者はしっかりと足場を固めた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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