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デンベレを巡り“場外クラシコ”!? ネイマールの後釜を探すバルサに続きレアルも参戦
ドルトムントとバルサの交渉が進まぬ間に、レアルが争奪戦に割って入る
バルセロナはパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したブラジル代表FWネイマールの後釜として、ドルトムントのフランス代表MFウスマン・デンベレの獲得に乗り出している。バルサからの正式オファーを断られたことに不満を爆発させた20歳のウインガーは練習を無断欠席。波紋を広げるデンベレ騒動が、新たな局面を迎えているという。スペインの地元ラジオ局「RAC1」が報じている。
バルサ移籍を決断していたとされるデンベレに対し、クラブは移籍金1億4000万ユーロ(約182億円)のオファーを拒否。激怒したデンベレとドルトムントの関係は悪化しているが、争奪戦に新たにレアル・マドリードが割って入ってきたようだ。
同局によれば、辣腕で鳴らすフロレンティーノ・ペレス会長は、ドルトムントのラインハルト・ロイバル会長に連絡。「彼を売る前に、いくらで売るのか教えてくれ」と移籍金の調査を行ったという。バルセロナとレアルは、7月にもアメリカでクラシコを戦っているが、それに続き“場外”でもクラシコが勃発しようとしている。
レアルの宿敵バルサがデンベレを意地でも獲得できれば、ペレス会長の面目躍如。両名門のライバル関係はさらに深まりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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