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元スペイン代表ビジャが華麗な足技、MLS初ハットトリック 元仏代表ヴィエラ監督も絶賛
ハドソン川ダービーで3-2勝利に貢献 ヴィエラ監督も「ファンタスティック」
ニューヨーク・シティFCの元スペイン代表FWダビド・ビジャが、6日の米メージャーリーグサッカー(MLS)リーグ戦ニューヨーク・レッドブルズとの“ハドソン川ダービー”でハットトリックを達成し、3-2勝利に貢献。元フランス代表パトリック・ヴィエラ監督は「ファンタスティック。彼は我々のリーダーだ」と絶賛した。アメリカ紙「ニューヨーク・デイリーニューズ」が伝えている。
35歳のビジャはニューヨーク・レッドブルズ戦に先発。前半27分に相手のパスを味方がカットすると、そのまま前線へと転がるボールに反応したビジャがゴール前に持ち込み、冷静にGKをかわして先制点を決めた。
その後2点を返されたものの、後半27分に再びビジャが魅せる。ハーフウェーライン付近からドリブルを開始すると、相手3人に囲まれながらもエリア内へ侵入。華麗な足技で相手を手玉に取ると、右足を振り抜いて同点弾を叩き込んだ。
さらにその3分後にはPKを決め、ニューヨーク・シティで初のハットトリックを達成し、チームも3-2と勝利した。チームを率いるヴィエラ監督は「彼は素晴らしいし、ダビドは我々のリーダーだ。彼が上手くプレーしている時、チームも上手くいく」と、ダービーで活躍したエースを手放しで称賛した。
バレンシアやバルセロナなどで活躍したビジャは2015年からニューヨーク・シティでプレー。1年目から30試合18得点と結果を残し、2年目の16年は32試合22得点でMLS年間MVPも受賞した。この日のハットトリックで、今季も23試合17ゴールと高い得点力を見せつけており、スペイン代表最多得点記録の保持者はアメリカの地でもゴールを量産している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images