槙野翻弄のドルトムントMFモル、長友の同僚に インテルとクラブ間合意報道

複数のクラブからオファーも…8日にミラノでメディカルチェックを受ける見込み

 日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントの若手ドリブラーであるトルコ代表MFエムレ・モルが、イタリアのインテルへ移籍する交渉が一気に進展した模様だ。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。

 モルはドルトムントの一員として7月15日のJ1浦和レッズとの親善試合に後半から出場。キレ味鋭いドリブルで日本代表DF槙野智章を二度に渡って抜き去り、2ゴールを挙げた。日本のサッカーファンにも、“トルコのメッシ”という異名を取る所以を見せつけている。

 とはいえ、ドルトムントではレギュラー確保には至らず、複数のクラブからオファーが届いていると報じられていた。そうしたなかで、インテルが獲得に名乗りを上げていたが、同局によればその交渉が一気に進展し、クラブ間合意に達したという。

 モルは現地時間8日にもミラノでメディカルチェックを受け、その後に正式契約を結ぶ可能性が高いと報じている。

 インテルはルチアーノ・スパレッティ監督が今季から指揮。日本代表DF長友佑都もプレシーズンマッチではスタメン出場を続け、信頼を勝ち取りつつある。モルが加入すれば、左右のサイドバックをこなす長友とは、同サイドのパートナーとしてプレーする機会もありそうだ。

 気鋭のドリブラーは、「守備の国」と言われるイタリアで、そのドリブル能力を見せつけることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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