バルセロナ、ネイマール代役は下部組織出身アタッカー!?  1得点2アシストのアピール

シャペコエンセ戦で5-0勝利、今夏買い戻した23歳FWデウロフェウが活躍

 ブラジル代表FWネイマールがパリ・サンジェルマン(PSG)へと去ったバルセロナは、シーズン開幕までに前線のチーム再構築を図らざるを得ない状況となっている。そのなかで現地時間7日に行われたプレシーズンマッチ、ジョアン・ガンペール杯でシャペコエンセに5-0で勝利。昨季までACミランに所属し、今季からバルサに復帰した下部組織出身アタッカーがネイマール代役候補として必死のアピールを見せた。

 シャペコエンセ戦で結果を残したのは23歳のFWジェラール・デウロフェウ。バルサBからトップチームに昇格したもののなかなか出番を与えられず、エバートン、セビージャと渡り歩き、昨季途中にレンタル移籍で加入したミランで日本代表FW本田圭佑(現パチューカ)らとのポジション争いを制し、レギュラーを獲得。勢いに乗って今年3月にはスペイン代表にも選出された。その勢いと「MSNトリオ」のバックアッパーが必要と感じたバルサは、デウロフェウを今夏買い戻した。

 しかし周知の通り、急転直下でネイマールの移籍が決定し、不動と見られた3トップに1枠の空きができた。そこでエルネスト・バルベルデ新監督は左ウイングにデウロフェウを抜擢すると、6分にFWルイス・スアレスとのワンツーで抜け出したMFイバン・ラキティッチのラストパスに走り込み、先制点をマーク。11分にはMFセルヒオ・ブスケツのミドルシュート、23分にはエースFWリオネル・メッシのゴールをお膳立てするなど、1ゴール2アシストの活躍を見せ、6万2000人が詰めかけたファンを沸かせた。

 

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