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VAR導入のオランダで大混乱! 逆襲から得点も1プレー前に戻りPK宣告、ゴール無効に
オランダ・スーパーカップで発生 フェイエノールトの2得点目の後に主審がビデオを確認
昨年のFIFAクラブワールドカップで本格導入され、欧州では今季の開幕から導入するリーグが増えているビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)制度だが、オランダでは大混乱が巻き起こった。
現地時間6日に行われたオランダ・スーパーカップ、フェイエノールト対フィテッセの一戦で事件は起きた。フェイエノールトの1点リードで迎えた後半10分、フィテッセの選手がドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、ボールに足が届いていないスライディングタックルで倒された。しかし、主審はPKを宣告せずにノーファウルとしてプレーを続行した。
さらに、そのプレーが切れないうちに逆襲で相手ゴール前まで運んだフェイエノールトがゴール。リードを2点差に広げたかに思われたが、ここで主審はゲームをストップ。インカムに手を当てて何かやり取りをすると、「ビデオ確認をする」と宣言してモニターに向かった。
そして、リプレー映像を確認した主審は、あらためてその一つ前のプレーでフィテッセにPKを宣告。フェイエノールトのゴールは取り消しとなり、ホームのフェイエノールトサポーターは大ブーイングを浴びせた。
結局、このPKをフィテッセが成功させて試合は1-1の同点となり、そのままタイムアップを迎えてPK戦に突入。最終的にフェイエノールトがPK戦を4-2と制して勝利した。