ジェラードがPKのキッカーを奪ったバロテッリにご立腹 「見苦しい行為」
紳士的なヘンダーソンを称賛
独善的な悪童に対してしっかりと批判する一方で、試合後のインタビューでバロテッリの行為に「問題ない」と受け流したヘンダーソンについてはジェラードは高く評価している。
「ジョーダンはあの状況で完璧な振る舞いを見せた。彼はマリオが何が何でもPKを蹴りたいことを理解していた。彼は何としても得点者のところに名前を残したかった。ジョーダンは正しいタイミングで譲った。キッカー役で争う姿は見たくないものだからね」
バロテッリは、これまでさまざまなピッチ内外でのトラブルを起こしてきた。選手生命を懸けて今季ACミランから移籍したリバプールでもユダヤ人差別騒動を起こすなど、問題児ぶりは相変わらずだった。ゴネ得とばかりにPKキッカーの座をゲットした悪童に主将は立腹していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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