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35歳ガトリンが12年ぶり金で涙 サッカー界から絶賛の声「歴史的な光景」「偉大な模範」
ロンドン五輪男子100メートルにサッカー界も注目 カシージャスやプジョルらが投稿
世界陸上ロンドン大会での現役引退を表明しているウサイン・ボルト(ジャマイカ)も出場した世界陸上ロンドン大会の男子100メートル決勝は、ジャスティン・ガトリン(アメリカ)が9秒92のタイムで金メダルを獲得した。世界記録保持者のボルトは9秒95で、9秒94で銀メダルのクリスチャン・コールマン(アメリカ)に次ぐ銅メダルとなった。世界中が注目するレースにはサッカー界からも大きな注目が集まり、スプリンターたちが繰り広げた激闘のドラマに感銘を受けている。
35歳のガトリンは12年ぶりとなる金メダルで、この種目の最年長王者となった。長年メダルを争ったライバルのボルトに勝利し、レース後には涙を流してトラックにうずくまるほどだった。
元スペイン代表のGKイケル・カシージャスはガトリンが跪いてボルトに手を差し出している画像をツイッターに投稿し、「歴史的な光景だ」とコメントした。元スペイン代表DFカルレス・プジョル氏も同じ場面の写真を投稿し、「偉大な模範。最高の選手に勝った時こそ敬意を払う」とガトリンの謙虚さとスポーツマンシップに溢れた振る舞いを絶賛した。
元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は「後味は悪いが、ボルトが今日のことで記憶に残ることはないだろう」とツイート。3位に終わったが、人類史上最速の男として陸上界を牽引してきたレジェンドを「完全なるゲームチェンジャー」と形容し、健闘を称えていた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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