「失望」と嘆くドルトムント監督、バイエルンに敗れ悔しさ露わ「三度リードしたのに…」

1点目はハイプレッシャーが機能も課題指摘

「結果には満足していない。試合終了2分前までリードしていた。そのままやりきれば勝てていたのに、我々はそれができなかった。PKを含めれば三度もリードしたのに、それでも最後は勝てなかった。失望している」

 ボス監督は「1点目はハイプレッシャーが上手く機能してとても良かったが、その後はバイエルンのほうが良かった」と試合運びの課題についても指摘している。MFマルコ・ロイスやDFマルセル・シュメルツァー、香川ら負傷者続出という苦しい台所事情もあったが、バイエルンもFWロッベンやGKノイアー不在と似たような状況。得点シーン以外では飛車角落ちのバイエルンにペースを握られるなど、チームの完成度という点ではまだまだという印象を残した。

 ドルトムントは現地時間12日に6部FCリーラジンゲン=アーレンとのDFBポカール1回戦、そして19日にヴォルフスブルクとのブンデスリーガ開幕戦を控えている。残りわずかとなった準備期間でどれだけ仕上げることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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