「失望」と嘆くドルトムント監督、バイエルンに敗れ悔しさ露わ「三度リードしたのに…」

DFLスーパーカップのバイエルン戦、常に先行する形で進めるもPK戦の末に敗戦

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間5日に行われたDFLスーパーカップでバイエルン・ミュンヘンに劇的な展開でPK戦に持ち込まれ、最終的に6-7(2-2、PKスコア4-5)で敗れた。今季からチームを率いるペーター・ボス監督は「失望している」と敗戦に肩を落とした。ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が試合後の会見のコメントを報じている。

 ドルトムントは常に先行する形で試合を進め、2-1とリードして終盤戦を迎えた。しかし、勝利が目前に迫った後半43分、バイエルンのセットプレーから最後はゴール前で混戦となり、最後はDFキミッヒのシュートがDFピスチェクのオウンゴールを誘発。土壇場で試合が振り出しに戻った。

 延長戦なしのレギュレーションで、試合はそのままPK戦に突入。互いに一人ずつ失敗して迎えた六人目、バイエルンは新加入のドイツ代表DFズーレが成功させたのに対して、ドルトムントDFバルトラのシュートはGKウルライヒがセーブ。PKスコア5-4で、バイエルンが劇的な勝利を手にした。

 試合前の会見で「負けるのは嫌い」と言い切っていたボス監督は、この敗戦にも当然悔しさを露わにした。

 

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