浦和の関根が独2部インゴルシュタットに電撃移籍! 「成長できるチャンスが来た」
下部組織出身では原口に続き2人目の海外移籍
「クラブからの慰留もありましたし、今チームが大きな変革期を迎えているタイミングで移籍の決断をするのは本当に悩みましたが、家族、チームメイト、スタッフ、ファン・サポーター、パートナー企業のみなさまなど多くの方々に支えられプレーしてきた結果、それが認められ一人のサッカー選手として成長できるチャンスが来たのだと思い、新たなチャレンジをする決断をいたしました」
また、下部組織から育った浦和については「2007年にアジアナンバー1のクラブに輝いた浦和レッズに憧れ、レッズでプロサッカー選手になることを決心し、ジュニアユースの一員になりました。育成で6年間、多くのことを学び、2014年に目標であった浦和レッズとのプロ契約を結ぶことができました」と振り返っている。
そして、浦和に対する愛情も「埼玉スタジアムで自分を応援してくれるサポーターのみなさんのコールを聞くことができなくなるのは寂しい気持ちもありますが、日本一のサポーターに支えられたことを胸に、自分のサッカー人生をかけてチャレンジしたいと思っています。みなさんに行って良かったと言ってもらえるような選手になって、いつの日か埼玉スタジアムに戻ってくることができるようがんばってきますので、引き続き浦和レッズと共に応援していただけると嬉しいです。3年半ありがとうございました」と表現した。
埼玉スタジアムを沸かせた浦和のスピードスターは、下部組織からトップに昇格した選手では2014年夏にヘルタ・ベルリンへ移籍したFW原口元気に続く2人目の海外移籍となる。ドイツ2部からのスタートになるが、野心溢れる若武者はさらなるステップアップを勝ち取っていけるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images