ハリル監督、代表メンバーの怪我人多発に危機感 「初来日してから最も難しい状況」
“多摩川クラシコ”を視察 「ここまで多くの怪我人を抱えたことはなかった」
日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督が、5日に行われたJ1第20節川崎フロンターレ対FC東京の一戦を現地で視察。8月31日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦を「この4年間で最も重要なゲーム」と位置づける一方、代表メンバーに怪我人が多い現状には「初来日してから最も難しい状況」と危機感を募らせている。
同日午前に日本へ戻ったハリルホジッチ監督は、「多摩川クラシコ」視察のために等々力陸上競技場に足を運んだ。試合後に取材に応じた指揮官は、代表メンバーに負傷者が相次いでいることについて、危機感を露わにした。
「すべての情報が入っているが、かなり心配している。少し怪我人が多すぎる状況。また、香川や長谷部が練習に復帰している情報も入っているが、彼らが間に合うかどうかも心配している。私が初来日してから最も難しい状況が今かもしれない。ここまで多くの怪我人を抱えたことは今までなかったと思います」
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