華麗な芸術ループ弾の直後に負傷の悲劇 “ガラスの天才”がバイエルン戦でアクシデント

リバプールFWスターリッジ、後半途中からの出場で才能を見せつけるも…

 リバプールの“ガラスのエース”が、ドイツの絶対王者バイエルン戦で華麗な芸術ループ弾を決めた直後に右太もも裏を痛めるという悲劇に襲われた。

 敵地アリアンツ・アレナで行われた親善試合でリバプールが圧倒的な強さを見せた。FWサディオ・マネと新加入モハメド・サラーのゴールで2-0とリードして迎えた後半24分、イングランド代表FWダニエル・スターリッジがピッチに登場した。

 そして、43分に絶大な才能を見せつける。GKとの1対1の場面で左足から華麗なループショットを披露。美しい弧を描いてダメ押し弾はゴールに吸い込まれたが、軌道を見つめるスターリッジの表情はみるみるうちに曇った。そして、同僚が喜んで祝福に殺到するなか、左足を抑えながら苦悶の表情を浮かべ、足を引きずる仕草を見せる。ループ弾で負傷というよもやのアクシデントだった。

 スターリッジはこれまでのキャリアで何度も故障に見舞われている。昨季も臀部の故障で長期離脱を強いられるなど、過去3シーズンでリーグ戦出場は46試合。アーセナルMFジャック・ウィルシャーと同じように“ガラスの天才”と呼ばれる男の離脱に、リバプールのユルゲン・クロップ監督は次のように言及している。

 

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