ロナウジーニョが“後輩”ネイマールの移籍騒動に言及 「財布がいっぱいになっても…」

「金銭面は“二つ目の選択肢”であるべき」

「彼はすでにリオネル・メッシ、ルイス・スアレスとともにバルサの顔になっていると思う。そこには何も欠けていないし、タイトルだってつかめるし、自然と個人タイトルも手にできると思うよ」

 こうバルサ残留のメリットを説くとともに、バルサを優に超える金銭面の条件を提示したPSGのオファーについてもこう答えた。

「金銭面は“二つ目の選択肢”であるべきだよ。大事なのはハートで物事を決めることだ。財布がいっぱいになっても悲しいのなら、何も得られない。僕らは自分のハートに沿って、幸せにならなければならない」

 残留か移籍かどちらがベターとは明言しなかったものの、金銭面に目がくらんでの決断はしてほしくないという考えのようだ。バルサでプレーし続けるにせよ、PSGに新天地を求めるにせよ、ネイマールには世界最高のプレーヤーになるための精進を続けてほしい――ロナウジーニョはサッカー選手としての本質を伝えたかったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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