浦和FW李が解任の恩師ペトロヴィッチ監督に感謝 「共にいれた時間を振り返れば涙」

ツイッターとインスタグラムを更新 「沢山の思い出と言葉が湧き出る」

 ミハイロ・ペトロヴィッチ監督を7月30日に解任した浦和レッズは、1日に堀孝史新監督の下で初の全体練習を行った。新生・浦和が動き出した夜、元日本代表FW李忠成は自身のツイッターとインスタグラムを更新し、前監督への感謝を綴っている。

「ミシャ、思えば思うほど沢山の思い出と言葉が湧き出る」と記した李とペトロヴィッチ氏との関係は、2009年8月から始まった。当時、柏レイソルに在籍していた李が、ペトロヴィッチ監督率いるサンフレッチェ広島に完全移籍。同年はリーグ戦8試合の出場にとどまったが、10年は30試合11得点、11年は32試合15得点とフル稼働した。

 そうした活躍が高く評価されて2011年のAFCアジアカップで日本代表に初選出されると、オーストラリア代表との決勝では延長前半9分から途中出場。長友佑都(インテル)のクロスに鮮やかなボレーシュートで合わせて決勝弾を叩き込み、日本を優勝へと導いた。今でもその芸術的な一撃は語り草となっている。

 12年にペトロヴィッチ監督が浦和レッズへ移ると、時を同じく李も当時イングランド2部のサウサンプトンへと完全移籍。その後、FC東京への期限付き移籍も経て、14年に浦和へ加入し、再びともに勝利を追求した。

 

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