Jリーグが公式アプリ「Club J.LEAGUE」をリリース! スタジアム体験の向上を目指す

ファンとの接点を増やしつつ、スタジアム体験の向上を目指し、様々な機能を提供

 Jリーグは1日、株式会社電通とともに、スタジアム観戦を主たる指標とする CRM サービスを共同で開発し、Jリーグ公式アプリ「Club J.LEAGUE」をリリースしたと発表した。

 Jリーグの重点戦略であるデジタル技術の活用推進の下、Jリーグ加盟各クラブに提供されている CRM 基盤「共通基盤(マーケティングデータベース)」との連携を前提に設計されており、Jリーグと各クラブが活用し、スタジアムでのファン・サポーターとの接点を増やしつつ、スタジアム体験の向上を目指していく。

 Club J.LEAGUE が提供する主な機能は、ニュース、チケット販売、ロイヤリティプログラム(メダル)、試合日程・速報、・スタジアム Wi-Fi への接続で DAZN(ダ・ゾーン)無料視聴となる。

 ニュースはオウンドメディアに散らばっていた情報を一元的にまとめ、ユーザーが選ぶお気に入りクラブごとにソートした公式情報を一括で提供。またチケット販売では、Jリーグチケットと連携し、Jリーグ全試合のチケットの購入が可能となる。

 ロイヤリティプログラムは、スタジアムでの観戦回数を主な指標とし、ランクに応じてファン・サポーターはJリーグ、クラブ、パートナー企業から特別なおもてなしを受けられるキャンペーンに参加可能となり、明治安田生命Jリーグチャレンジにも挑戦できるという。

 試合日程・速報は、試合情報を提供するとともに、カスタマイズ可能なプッシュ通知を受け取れる形となる。スタジアム Wi-Fi への接続で DAZN無料視聴に関しては、スマートスタジアム推進事業として段階的に敷設されていくスタジアム Wi-Fi に接続し、視聴が容易になるという。当初はカシマスタジアムで運用される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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