欧州で八百長疑惑が続々 今度はラツィオも調査か
2007年の欧州CL予選が疑惑の一戦に
2007年の欧州チャンピオンズリーグ予選のセリエAラツィオとルーマニア強豪ディナモ・ブカレスト戦で八百長が行われた可能性が浮上している。英国営放送「BBC」が報じた。
ルーマニアの汚職行為防止委員会の調査官が明らかにしており、現在調査が進められているという。
当時デリオ・ロッシ監督が率いたラツィオはホームの第1戦で1-1のドロー。8月28日にブカレストで行われた第2戦はラツィオが試合途中まで0-1と劣勢に立たされていたが、その後、3得点で逆転。4-2で本選出場を決めた。このブカレストでの試合が捜査の対象となっている。
スペインではハビエル・アギーレ前日本代表監督が率いた11年シーズンのレアル・サラゴサや14年シーズンのエスパニョールなどで八百長の疑惑が噴出しており、欧州サッカー界では不正を浄化する動きが再び高まりを見せている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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