「お金なのか、タイトルなのか」 ネイマールのバルサ残留を願うピケ、“正しい決断”を求める

PSG移籍騒動に揺れるネイマールに言及

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、パリ・サンジェルマンへの移籍問題で揺れるブラジル代表FWネイマールについて、残留を願いつつ、「彼は自分のプライオリティーが何かを決断する必要がある。お金なのか、タイトルなのか」と語っている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 移籍問題の渦中にあるネイマールは、練習場で同僚のポルトガル代表DFネルソン・セメドと衝突するなど問題を起こす一方、親善試合では圧巻のパフォーマンスを披露している。

「ネイマールと僕はとても近い関係にある。残留してほしいし、彼の状況も分かっている。現時点で自分でも何をすべきか分かっていない。だから、彼を助けたい。彼とより近い存在が正しい決断を下さなければいけない」

 移籍騒動の真っ只中にネイマールとの2ショット写真をSNS上で公開し、「彼は残留する」とメッセージを記したピケはこう語った。

「あれは残留してもらおうという働きかけだったんだ。彼には残留してもらいたい。どうなるか見てみたい。すべては彼の希望次第なんだ。PSG、バルセロナ、チェルシー、マンチェスター・シティのどのクラブでも移籍できるんだ。世界中が彼を求めている。しかし、彼は自分のプライオリティーが何かを決断する必要がある。何が欲しいのか。お金なのか、タイトルなのか」

 ピケはネイマールに対して、悔いの残らない決断を求めていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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