ベンゲル監督がサンチェスの残留を宣言 物議醸した“仮病疑惑”も「憶測」と一蹴
アーセナルとベンフィカのテストマッチ後に「彼は残る」と言い切る
アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が、移籍騒動の渦中にいるチリ代表FWアレクシス・サンチェスについて「彼は残る」と宣言した。サンチェスは29日のベンフィカ戦を病欠したことがファンの間で仮病なのではと物議を醸したが、指揮官は憶測だとして斬り捨てた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
クラブとの契約が残り1年となったサンチェスの去就は、同じく2018年までの契約延長交渉中のドイツ代表MFメスト・エジルの問題と並んで、この夏の大きなトピックとなっている。マンチェスター・シティやチェルシー、パリ・サンジェルマン、バイエルン・ミュンヘンなどビッグクラブのターゲットとして浮上していたチリ代表について、ベンゲル監督は5-2と大勝したベンフィカとのテストマッチ後に口を開いた。
「なんの進展もない。いつも通りだ。彼は残る」と、フランス人指揮官はきっぱりと言い切っている。
サンチェスはベンフィカ戦を欠場したが、「彼はウイルス性疾患にかかっていた」と欠場の理由を説明。「彼には昨日テキストを送った。可能な限りすぐに戻ってくる。我々は彼とドクターと連絡を取り合って、火曜日(8月1日)には戻ってくるはずだ」と早期復帰を主張した。
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